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山田和樹さんの指揮から学ぶ・・・ [音楽]

PROJECT K : Kikko & Youki & Micchanの アナログブログ
2016.07.12(執筆担当:Kikko)たぶんVol.265
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先週のみっちゃんによるブログは「通勤途中にKikkoさんにばったり出会い、『ちゃんとブログ書かないかんよ~。中身の濃いものをね~』とハッパを掛けられました」のくだりで始まっていました。
もうぉ~、みっちゃん、ひどいよ。あれはジョークだよ。ジョーク。あんなこと書いちゃったら私、書けなくなっちゃうよ・・・(^_^;)

みっちゃんに掛けた言葉をそのまま自分自身にも掛けながら、今、パソコンに向かっています。
もちろんいつものように充分な時間はなく、火曜日販売の安心お弁当の準備をしながらです。
これでは、中身の濃いものが書けるはずがないのですが、ベストは尽くします!!!

先週のブログを読んでくださった方にはお分かりかと思いますが、あれだけの分量の文を全くゼロから書き始めて、わずか40分ほどで写真も載せ文字の色も文章に合わせ変えながらレイアウトもして印刷をする。
凄いですよねえ。彼女の早業には感服です。レベルの高い信頼のおけるスタッフに恵まれていることに感謝しながら、謙虚に、でも仕事は意欲的にこれからも頑張っていくつもりです。

またまた前置きが長くなりましたが、私とHideoが以前より、楽しみにしていたコンサートに6月25日行ってきました。
それは山田和樹さん指揮によるバーミンガム市交響楽団によるクラシックコンサートです。

最近、世界のマエストロ「ヤマカズ」と称されることが多くなってきている、世界的にも注目されてる指揮者です。
と、ここまで書くとKikkoさんってクラシック通だったっけ??
と思われそうですが、全く詳しい音楽的なことは知りません。
でも年に何回も愛知県芸術劇場のコンサートホールには足を運んではいます。細かいことは分かりませんが、今日の演奏が良かったか?それほどでもなかったか?
だけは分かるようになってきました。

正確にいえば、私たちの好みに合っていたか?なかったか?なのかもしれません。
というわけで、詳しい音楽的なことを私がお伝えすることはできませんので、ちょっと違う目線でのご報告を。

ヤマカズさんの指揮によるコンサートへはもう5・6回行っていると思います。
私たちはコンサートホールで聴く時の席を大体決めているのですが、今回のシートはヤマカズさんの指揮する姿をすこし左から見られるポジションでいつもより指揮者との距離間が短く感じられる席でした。

『山田和樹さん』ってやっぱり、いいなあ~感激しているうちにどうして私はこんない魅了されているのか?をちょっと音楽を聞きながら分析してみようと思い始めました。
すると彼の振る指揮棒の動きと手から指先に至るまでの動きがはっきり見えてきたんです。
そのうちに見えてきただけではなく、空気感や彼の感情までもが伝わってきたんです。

私が今、聴いていて心地いいのは『山田和樹』が自分の思いを演奏者たちに伝えようとしている音楽を聴いているからなんだ。

一本一本の指先まで非常に細かく動いている。
今、演奏している曲を自分が解釈したように奏者に伝えるためには、やっぱり細かく動かすことにより多くの奏者の人たちに伝わりやすいってことかもしれません。
そうか!!
指揮者は自分の思いを言葉では伝わりきらないところをいかに伝えるか?っていうところに指揮者の人柄がでるんだな・・・
たとえクライマックスを迎えるところでも、激しくはあるけれども彼は決して戦闘態勢で指揮棒を振らないし、全員に伝わるようなしなやかな体の動きで指揮をしている。

この日、『ヤマカズ』さんの指揮する姿を自分なりに分析することにより、いっそう『ヤマカズ』さんが好きになりました。

考えてみれば、自分の思いをいかに言葉に換えて相手に伝えるか?って言うのは生きていくうえでとっても大切なことですよ。

このことで必ず、思い出されることがひとつあります。
それは、もう20年ほど前に名西塾を中村区役所近くの郵便局でやっていた時のことです。
講師としてアルバイトを募集していた時に名工大生の学生さんが面接にやってきました。
当時より「kikko先生は顔で先生を選んでいるでしょう?」と生徒にまで言われるくらい選ばなくてもなぜか、いつも顔だちのよい、今でいえばイケメン君が面接に来てくれていました。
彼もご多分にもれず、顔もよく礼儀正しく申し分のない爽やか青年でした。
でも私を一番嬉しくさせたのは、それではなく、インタビューで
「そうですね。教えるってことは自分が分かっていることを言葉に置き換えて相手に伝えることですもんね。難しいですよね」と言った彼の言葉です。

もちろん、彼は採用となり、生徒のテスト対策にはいつも終電ぎりぎりまで付き合ってくれていました。
Adachi先生!! 今頃、東京で自分の好きな分野で大活躍しているかな?

というわけで彼のような優秀な人たちとの縁がずっと今も続いているわけです。

最近では私の二の腕の筋肉君に締まってくれ~と自分の思いを伝えているのですが、確かに思いを伝えることは難しい!!!

yamakatu.JPG
当日、『ヤマカズ』さんご本人にサインをしてもらったパンフレット!
これほど有名な指揮者がコンサート後にサインに応じてくれることは珍しいのですが・・・
そんな気さくな彼にもますます惹かれました。話し方も指揮をしている彼とは全然違います!


天が三物を与えた女性・・・諏訪内晶子さん [音楽]

PROJECT K : Kikko & Youki の アナログブログ
2014.12.9(執筆担当:Kikko)たぶんVol.190号
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今日、Kikkoは正午からちょっとお出かけをしなくてはいけません。まあ、野暮用なんですがね、
だから火曜日販売の安心弁当もいつもより早めに作ってしまわなければなりません。
こんなとき、いつもなら、メチャ慌てて精神衛生上よろしくないのですが、
今朝はかなりのご機嫌!!
こうして、お弁当作りの合間を縫ってブログも書いたりしています♪

それはなぜって??    
昨夜、KikkoとHideoはあるバイオリニストのコンサートに行ったのです。
天は二物どころか三物をもしっかりお与えになったんですよ。諏訪内晶子さんには…
チャイコフスキー国際コンクールにおいて史上最年少そして日本人初の優勝という
快挙を成し遂げた天才バイオリニスト
モデルさんのように背が高くスマート。長くそして白い腕はバイオリンの弓を弾くたびに
肩にかけ程よくついた筋肉が美しく動き、音楽の音色と同じくらい彼女の華麗なる動きにうっとり…
そして女優さん並みの顔の美しさと品のよさ…
不思議なもので、ここまで揃っていると一物さえ私にはお与えにならなかった神様を恨むことも
彼女への嫉妬心もなくなるものですね。
最近のクラッシックコンサートでは公演終了後にCD購入者を対象にソリストによるサイン会が
開かれることが多いんですが、昨夜は珍しく、休憩中に諏訪内さんによるサイン会が
開かれていました。
サインテーブルをぐるりと取り巻いて列を作っていたのは、圧倒的に中年以上のおじさま方
でした。

遠くからちょっと素顔をのぞいてみようかな…と背伸びとしてみたのですが、諏訪内さんと違って
背の低い私は見ることができず、諦めてお手洗いに行くことに
そうこうしているうちに第二部が始まるアナウンスが流れだしたので急いで席に戻ろうと
廊下に出たら、急いでお手洗いの方に行くHideoが…
すれ違った瞬間「僕、サインしてもらっちゃった」ってニッコリ[黒ハート] 
あのおじさま方の中にHideoもいたんだあ~   
今というわけで、今朝はサイン入りのCDを流しながらの安心弁当作りで、ご機嫌だったんです。
やっぱり、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は元気が出てスカッとします。

諏訪内さんCD__.JPG
最新の諏訪内さん

諏訪内さん写真.jpg
昨夜、サインしてもらったCD

第2部では一般席で演奏を聴いてみえました。
その時のすらっとした足の長さと美しさにまたまたうっとりでした。


ラ・フォル・ジュルネ 2013 [音楽]

PROJECT K 名古屋 Kikko&Youkiのアナログブログ5月7日号より(Kikko執筆担当)

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KikkoとHideoはこのGWにまたまた東京へ行き、丸の内界隈で繰り広げられていた
ラ・フォル・ジュルネ(「熱狂の日」音楽祭)で2日間、ゆる~りとしたスケジュールでクラシックコンサートを楽しんできました♪

国際フォーラム3.jpg
         Kikkoも指揮者気取り                    

国際フォーラム10.jpg

      なんだか広告塔のデザインまでもがお洒落


国際フォーラム2.jpg

この奥には各国のランチが楽しめるフードトラックがところ狭しと駐車しています
                     
       そして至る所でフランスや音楽に関わる雑貨やCDを買うことができ
                   
               気分はパリのマルシェ巡り

*英会話・個別学習塾・アートレクチャーは PROJECT K 名古屋 のメインオフィスで行っております
名古屋市西区名駅2-23-14 VIA141 1208号
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身曾木神社『伝統芸能の今、2012』 [音楽]

PROJECT K 名古屋 Kikko&Youkiのアナログブログ9月4日号より(Kikko執筆担当)

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一昨日の日曜日はYoukiのアートレクチャーのランチ作りを済ませた後、
小渕沢にある身曾木神社の能楽殿で行われた『伝統芸能の今、2012』を観に行ってきました。

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もちろん一番の目的は藤原道山さん。でも共演者のメンバーの素晴らしさにも惹かれ山梨県までも追っかけてしまいました。

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贅沢ともいえる若手伝統芸能継承者たちによるこのチャりティーイベントは実に厳かに行われました。

能楽殿が池の中に建てられていて、5:45の開演とともに
ライトに照らされた能楽殿が水面に映り、それがまた建物にゆらゆらと映る。
なんともいえぬ、美しさと静けさ。
しかもホールと違い音が反射せず、周りの木々にすーっと吸いこまれていきます。
改めて日本の伝統芸能・伝統建築の素晴らしさを肌で感じ得た貴重な時間を過ごせました。


2.jpg          
                              
早目に小渕沢に着いたので、こんな素敵な古民家風珈琲店で満開のコスモスを観ながら美味しく
コーヒー・白玉ぜんざいあんみつを外でいただきました。
     このお店は古民家風に2年前に建てられた新築なんですが、今流行りの古民家リフォームより
     かえって古くお洒落な感じがしました。



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「DEEP  PEOPLE」スーパー指揮者 下野竜也×小林研一郎×広上淳一 [音楽]

PROJECT K 名古屋 Kikko&Youkiのアナログブログ8月2日号より(Kikko執筆担当)

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昨夜12時頃にちょっと強い地震がまたまたありましたね。
いつかは我が身に降りかかってくるかもしれないと覚悟はしているものの
少しでも揺れを感じると「いよいよ愛知県か・・・」とちょっと動揺してしまい、
昨夜もYoukiと一緒にテーブルの下に潜り込んでしまいました。
一方Hideoさんはと言えば
「ええ??揺れてた??ああ僕は立ちながら歯を磨いていたから、わからなかったかもね。
でもなんとなく外の電線がよく揺れてるなあ~とは思ってたけれども・・・」

さらに「Hideoさんは酔っぱらってフラフラしてたから気付かなかったんじゃあないの?」とYoukiに
突っ込まれていました。

こんな会話が夜中の12時ごろ我が家ではなされておりました。

それでも念のためと枕元においてあるラジオも聞ける懐中電灯のチェックをしてからが
我が家の就寝タイムとなりました。
みなさんは如何お過ごしてしたか?
とにかくそれほどの被害もなく良かったですよね。
結構おそく地震があったときまで起きていた理由の一つに
昨夜NHKで22:00~22:48に放送されていた「DEEP  PEOPLE 」
サブタイトル スーパー指揮者 下野竜也×小林研一郎×広上淳一を観ていたことにあります。
ご覧になった方がいらっしゃるでしょうか?

デイープピープル.jpg


下野さんは去年小澤征二さんが長時間タクトを振れないということで急きょ
白羽の矢がたった「世界の小澤も認める若手実力派」と言われ今一番注目されている人です
なんか西郷隆盛をちっちゃくした人みたいでビジュアル的にはイマイチかなって思っていたんです。じつは・・・
(どうしても実力同様にビジュアルも重視してしまうKikkoです。ごめんなさい。)
でも実際に指揮をされるコンサートに足を運ぶ機会がこの春にありまして、おちゃべりにユーモアもあり
すっかり私はファンになってしまいました。

そして以前このアナログブログでも書いたことのある、私の一番好きな
「炎の指揮者コバケンさん」こと小林研一郎さん
彼のいうことには哲学あるんですよね。
昨日も「オーケストラの皆さんの中に私が入り込め、作曲家のスコアーの行間の世界にまで私が入り込め
そのままオーケストラ全員でもっていきたい」とおっしゃっていました。
(コバケンさんはコンサートの時でも、いつも同じようなことをいわれます。
そして常にご自分のことを「わたし」ではなく「わたくし」とおっしゃり
観客のわれわれには「みなさま」と言われお話をされます)

再放送が8月3日(水)25:10~25:58(総合)であります。もし興味をもたれましたらぜひ見て観て下さい。


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久しぶりの松本: 藤原道山そして鞍掛豆 [音楽]

PROJECT K 名古屋 Kikko&Youkiのアナログブログ5月10日号より(Kikko執筆担当)

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世の中で何か事件が起こるとそれまで知らなかった専門用語を覚えるものですね。
建屋とかトリミング(trimming)とか・・・
 じゃあ、お肉の表面をきれいに取る人もトリマー(trimmer)っていうのかな??
今夜にでもAdamに聞いてみようと思っています。
これから、蒸し暑くなる季節をむかえるにあたり食中毒なんて『よそ様のお話』なんて言ってられません。
たとえ一週間に一度のお弁当販売といえども、いやいや一度だからこそ、なおさら
今まで以上に心引き締め『安心で安全な』お弁当プロデュース・販売をしていきます!!!!

皆さんはどんなゴールデンウィークお過ごしでしたか?
私Kikkoは久しぶりに松本へ出掛けて行きました。
数年前までは松本へは、よくコーヒーを飲みに行っていました。
決して大袈裟ではなく、静かなマスターが淹れてくれる美味しいコーヒーと心地よい空間を提供してくれる
お店の雰囲気がなんともいえず、家族3人で出掛けていました。
YOUKIがいつも頼んでいたバナナジュースも「どうしたら、あんなに美味しくなるんだろう??」って
溜息がでるくらいのミルクとバナナの絶妙なミキシング加減でした。
とにかく、松本・白馬方面は年に3・4回は訪れていたでしょうか…
ところが、そのカフェがある時行ってみたら、なんとなくなっていたのです。
それに加え大好きだった器屋さんもなくなり、自然と足が遠のいてしまったわけです。

今回の松本行きの目的は尺八奏者『藤原道山さん』とマリンバ奏者の『SHINSKEさん』のデユオライブを聞くことでした♪♪
    2月のこのアナログブログで書いたように、ここ10年ほど軽~く道山さんの追っかけをしているKikkoです。
    まだまだご存知でない方も多いかもしれませんが、テレビ東京の『和風総本家』のバックミュージックで流されている
    曲なんかは道山さんの演奏です。もし機会があれば、尺八の音に耳を澄ましてみて下さい。
    ある時はフルートのように、ある時はアルトサックスのように、そしてここぞという時はあの低音を自由に
操ってしまうんです。 優しさと品があり・・・   オッとこんなことを書き始めるとまたまた熱く語ってしまい
お弁当販売に間に合わなくなるので、この辺りでやめときますね。
   

NHKの朝の連続ドラマの舞台になっているせいか、以前より町並みがずっと綺麗になっていて
「名古屋にはこんなふうに、ゆっくり歩きながら買い物や町を楽しんだりできる所ってないよね。
四間道じゃあ狭すぎるしね…」って一緒に行った友人夫婦が言っていました。
なるほどその通りかもしれません。

そして松本にいったら、どうしても買いたかったモノが
よく『安心弁当」に入っている浸し豆
    ちなみに今日のお弁当にも入っている馬の鞍のような模様の豆です。
    その名も『鞍掛け豆』    信州あたりの特産豆なんですよ。結構、お弁当やホームパーテイーを
    通じてKikkoの周りではファンが増えています。
なかなかスーパーでは売っていなくて、かなり車を走らせJAで購入(どこだったか忘れましたが・・・)
しこたま買ってきた『鞍掛け豆』これからもお弁当に登場し続けるでしょうから、ごひいきにしてやってくださいね。


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不思議な巡り合わせ 林英哲×岩村力 [音楽]

PROJECT K 名古屋 Kikko&Youkiのアナログブログ3月29日号より(Kikko執筆担当)

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3月11日の東日本大震災以来、
このアナログブログを書くことに少々気後れしているKikkoです。
こんな時にこんな事を書いていていいものか?とか、
もう少しメッセージ性のあることを書かなきゃいけないんじゃあないか?とか、
もともと拙悪な文章しか書けない上に、なかなか徒然なるままに・・・とはいかず、慎重になってしまうからです。

私こと、Kikkoは「人に発破をかけること」「笑い声で雰囲気を盛り上げること」は本当に得意なんですが、
得意・不得意というよりは、いつもそんなモードで過ごしているかも・・・
いわゆる今回のような時に励ましの言葉を掛けたりすることが出来ないんですよね。
「心配をすることはできても当事者と同じ苦しみや悲しみを感じることはできない。
だからどんな言葉をかけても綺麗事に終わってしまうのではないか」と思われて仕方がないのです。

被災者の方たちは暖を十分に取ることもできないだろうから・・・と思いながらも結局は夜になると
ストーブのスイッチをいれてしまう。温かい飲み物もガス・電気を使い好きな時に飲んでいます。

買い物には極力歩いて行くようにはしているけれども、荷物が重い時、遠いとくにはやはり車を使って
しまう。

     放射能が検出され、出荷停止になった酪農家や農家の方たちのことが気がかりなくせに
魚や肉を手に入れる時にはつい産地を確認してしまう。

こんな身勝手な私が被災者たちに対して何も語れないと思ってしまうのです。

そんななか、震災以前より計画していた神戸に3月19日・20日と行ってきました。
最近とんと名古屋で演奏会を開いてくれない、和太鼓奏者「林英哲さん」が兵庫でオーケストラと共演をすることを
たまたま一月にラジオで知り、早くからチケット等を用意していたのです。
いつもならHideoと二人でというところなんですが、今回は中学校からの友人Keikoさんと3人での1泊旅行でした。

このコンサートが開かれたのが兵庫県立芸術文化センター
阪神・淡路大震災からの復興のシンボルとして2005年9月に建てられたもの
その建物に東日本大震災のわずか1週間後にまさか訪れることになったとは・・・
指揮である岩村力さんは  
今回の震災時には仙台フィルとのコンサートのための青森にいらっしゃって初めて大地震を身をもって経験されたとのこと。
というのも阪神・淡路大震災の時は海外に在住で、映像を通してしかその様子を知ることが出来なかったからだとも
話されました。


一曲目は「SF交響ファンタジー第一番」はお馴染の映画「ゴジラ」のために書かれた音楽をコンサートで演奏できるように
改めて組曲として書かれたもの。
水爆実験からうまれた放射能線を吐く「ゴジラ」をこの時期に演奏していいものかという話し合いが行われたらしいが、
もともとは平和を願う気持から生まれた映画なので、予定どおり演奏することになったという、いきさつも話されました。


「ズズン、ズズズン…」ていう、聴けば誰でもが「あぁ~アレね!!」っていう音楽です。
最後のクライマックスの部分は福島第一原発の放水作業にあたられた
東京消防庁のハイパーレスキュー隊の勇気ある行動と重なって勇壮さえ伝わりました。

私たちの第一目的であった久しぶりに聴く林英哲の和太鼓は、力強さと凛とした緊張感が伝わるなかに
優しさをも伝わってくる、さらに進化している彼の太鼓の演奏に大満足。
アンコールは八丈島の民謡に自ら詩をつけた「太鼓打つ子ら」
「被災して親を失った子がいるかもしれない。そんな子供たちにもこの曲が届けば」とおっしゃっていました。
こうしてキーボードを打ちながらも思いだすとジーンとしてきてしまいます

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スタンリークラークwith上原ひろみ [音楽]

PROJECT K 名古屋 Kikko&Youkiのアナログブログ 2月22日号より (Kikko執筆担当)

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昨日はバレンタインデー♡♡
夕方からはかなりの勢いで雪も降りましたよね。
「こんな大粒で重ったくるしいんじゃあ
『バレンタインデーをもっとロマンチックに』と願うカップルたちの手助けにはならないよなあ…
クリスマスと立春過ぎじゃあ、こんなにも演出効果が違うんだ~」なんてコトを考えながら
何種類かのチョコレートを抱え5時ごろ名鉄から帰宅しました。
もちろん、Hideoには一番高級なチョコレートを渡しましたよ♡
味もさることながら値段も高級でした!!
チョコホリックでもない私は日頃チョコレートにあまりお金をかける人ではないのですが、
数年前にパリに行った際に出会ったチョコレートやマカロンが私のバレンタインデーを変えてしまったのです!!
お洒落な紳士が嬉しそうにチョコレートやマカロンを袋に入れてもらいお店を去って行く
そんなことを噂には聞いていたのですが、確かにパリで食べたこれらのモノは
お子様向けではなく、大人が味わうモノ
お酒に合ったチョコレート、フルコース最後に出てきたビターチョコレート
これらは脇役ではなく、あくまでも食事の締めくくりとしての引き立て役でした。
まさに目から鱗。この時Youkiの目からも鱗が落ちていました(笑)

この時の彼ら達との出会いがKikkoのチョコ世界観を変えてしまいました。
   *美味しいチョコレートにお金をかける唯一の日=バレンタインデー
というルールが自分の中で出来あがっています。
Kikkoがここ数年買っているのはジャンポール・エヴァンの極々シンプルなチョコです。
本当はパリで気にいった老舗店のチョコレートが食べたいのですが・・・

♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦  ≪ち ょ っ と 自 慢 ≫ ♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
先週号で尺八奏者、藤原道山さんの3夜連続異なる人とのコラボ・コンサートに出かけたことを書き
3人から引き出される彼の音楽はそれぞれ違い、コラボによる相乗効果の素晴らしさに触れたのですが、
昨日のグラミー賞受賞者日本人4人は共演者の期待に応えられた快挙と言えますよね。

実は昨年12月2日、スタンリー・クラーク・トリオwith上原ひろみ、レニー・ホワイトの公演を
見に行っていたのです。

110215上原ひろみ縮小.jpg


チケットは友人が用意していたもので、上原ひろみさんのことは知っていましたが、共演者
スタンリー・クラークのことの認識が薄いまま当日コンサートに出かけて行きました。
開演から徐々に彼らの魂が揺さぶられ共鳴し合っていることが、まるで教科書に出てくる「おんさ」の写真のようにビンビンとこちらに伝わり始め、「それにしてもあのベーシストのテクニックはすごいなあ~」とか、アンコール曲にいたっては、「なんかしっくりくる音でいい感じ・・・」と
いろんな感動が味わえた熱気あふれる公演でした。家に帰り改めてHideoからコンサート名と感想を求められ「スタンなんとかでベースが・・・」と言いかけた途端、「ええ!!ひょっとしてスタンリー・クラークに行ったの?何年か前のチック・コリアのコンサートに行った時一緒
に弾いていた人だよ。僕も行きたかったあ~~」と。その瞬間、チック・コリアと眼を合わせながら本当に嬉しそうに弾いていたスタンリー・クラークの姿が目に浮かびました。どおりでアンコール曲に聴き覚えがあったはず・・・

こんなラッキーなチケットを用意しておいてくれた中学校からの友人に昨日さっそく感謝メールを送ったKikkoでした。


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藤原道山 10周年コンサート [音楽]

PROJECT K 名古屋 Kikko&Youkiのアナログブログ 2月8日号より (Kikko執筆担当)

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ここ数日ずーと私の中で流れているメロディーがあります。
それは藤原道山さん演奏(一ノ瀬響さん作曲)の「琥珀の道」です     
 道山さんといってもまだご存知でない方も多いかもしれませんが、
ここ8年ぐらいKikkoのいちばん好きなアーティストで
人間国宝の山本邦山さんに師事した尺八奏者です。

110208_0925~0002 (3).jpgメデイアでは「ケメン尺八奏者」とか 
時には「和楽器奏者の貴公子」とも言われたりしています。
が、Kikko的にはそんなありふれた言葉で表現をしてほしくないんです。
        いつも穏やかで知的でそしてなによりも彼の尺八の音色には
彼の心がこもっていています。
        そのくせ、常に「『ちょっと人とは違うコト・おもしろいコト』をやってやろう」って
いう前向きのセンスある演奏がさらに私のボルテージを上げてくれます。

仕事がたまって気だけが焦っているような時、必ずこの曲が入ったCDをかけます。
すると、不思議に心が穏やかになり、「一つずつ片付けていけば、必ずゴールは見えてくるはず」
と冷静に判断できている自分に気付きます。

今日のお弁当販売に合わせて皆さんにお配りするこのアナログブログを書いている今も部屋では彼のCDが流れています。
なぜか不思議と時間配分がうまく行くんです。
以前、このアナログブログで「花々に癒されると穏やかになり、今度は自分の周りの人たちにパワーを与えることが出来る」と言っていた京都在住のイギリス人ベニシアさんに少し触れたことがあるのですが、
彼女の言うとおり、癒されることの効用は自分だけではないんですよね。
癒されて心穏やかになると、自分自身に余裕が生まれ、
すると周りことが見えはじめ相手の立場になって物事を考えるようになり、
相手にパワーを送ることが出来るんですよね。
まあ私の場合は相手から「あなたのパワーはいりませんから…」と断られそうですが
何に癒されるかは、花々であったり、音楽であったり、人であったりとまさしくTPO によって違います。  

私Kikkoは、彼の奏でる「音」に癒されながら、忙しい今日を気持ちよく過ごしたいと思ってます。

さて前置きが長くなりましたが、なぜ、「琥珀の道」が私の中で流れ続けているか?

それは、この週末3日連続で彼の10周年コンサートにHideoと出掛け、3日連続で「琥珀の道」を聞いたからです。
しかもこの間、コラボする相手もプログラムも全て異なっていたのです。
ついでながら道山さんの衣装も休憩をはさんだ6ステージすべて違っていました。
場所は千種文化小劇場
ここがとっても良いホールで8角形の舞台に客席がそれを囲むようになっていて
キャパは250名ほどの大変こじんまりした劇場です。


私の席は正面のどまんなかの前から5列目、道山さんの観賞&鑑賞には最高のシチューエーションでした。


1日目のコラボ相手はジャズピアニストの松永貴志さん
2日目はマリンバ奏者のSINSKEさん
3日目は「琥珀の道」の作曲者でもある音楽クリーエーターの一ノ瀬響さん

正直なところ、コラボ相手の方たちについての知識はほとんどなくコンサートに臨んだのですが
(道山さんファンのKikkoとしては、はっきり言って【おまけ】みたいなものでしたし…)
コラボした相手が彼の音色や演奏の良さをさらに引き出していってくれた
本当にいいコンサートでした♪

とくに2日目がよく、プロのマリンバ演奏を聞いたのは初めてだったのですが、
2人で織りなす音は私たちの身体の隅々まで沁みわたり、揺れ動かしてくれました。
後半のクラシック特集でのラヴェルの「ボレロ」とムソルグスキーの「展覧会の絵」は
ふたりの演奏能力と感性の高さの相乗効果により、完成度が高いオーケストラにも
劣らぬ素晴らしい演奏でした。

隣のHideoは「展覧会の絵」が終わった時、思わず「ブラボー」と声をかけていました。

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ある時は柔らかに、ある時はアグレッシブにと、彼が表現したい音を操れる楽器こそが尺八なんだろうな。
他の楽器ではなし得ない彼独特の世界にどっぷりと浸れた
大大大大満足のコンサートでした\(○^ω^○)/



今日のブログは、かなり道山さんについて熱く語ってしまいました。
誰かとコラボし合うことって音楽に限らず、
一人ひとりの能力が高いと相乗効果で期待以上のパワーが生まれますよね。

PROJECT Kの KikkoもYoukiも努力を怠らず
これからも出会いを大切に事業展開していきたいです。
(ううう~ん、努力だけではなく、能力も高めていかねば…)



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