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山田和樹さんの指揮から学ぶ・・・ [音楽]

PROJECT K : Kikko & Youki & Micchanの アナログブログ
2016.07.12(執筆担当:Kikko)たぶんVol.265
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先週のみっちゃんによるブログは「通勤途中にKikkoさんにばったり出会い、『ちゃんとブログ書かないかんよ~。中身の濃いものをね~』とハッパを掛けられました」のくだりで始まっていました。
もうぉ~、みっちゃん、ひどいよ。あれはジョークだよ。ジョーク。あんなこと書いちゃったら私、書けなくなっちゃうよ・・・(^_^;)

みっちゃんに掛けた言葉をそのまま自分自身にも掛けながら、今、パソコンに向かっています。
もちろんいつものように充分な時間はなく、火曜日販売の安心お弁当の準備をしながらです。
これでは、中身の濃いものが書けるはずがないのですが、ベストは尽くします!!!

先週のブログを読んでくださった方にはお分かりかと思いますが、あれだけの分量の文を全くゼロから書き始めて、わずか40分ほどで写真も載せ文字の色も文章に合わせ変えながらレイアウトもして印刷をする。
凄いですよねえ。彼女の早業には感服です。レベルの高い信頼のおけるスタッフに恵まれていることに感謝しながら、謙虚に、でも仕事は意欲的にこれからも頑張っていくつもりです。

またまた前置きが長くなりましたが、私とHideoが以前より、楽しみにしていたコンサートに6月25日行ってきました。
それは山田和樹さん指揮によるバーミンガム市交響楽団によるクラシックコンサートです。

最近、世界のマエストロ「ヤマカズ」と称されることが多くなってきている、世界的にも注目されてる指揮者です。
と、ここまで書くとKikkoさんってクラシック通だったっけ??
と思われそうですが、全く詳しい音楽的なことは知りません。
でも年に何回も愛知県芸術劇場のコンサートホールには足を運んではいます。細かいことは分かりませんが、今日の演奏が良かったか?それほどでもなかったか?
だけは分かるようになってきました。

正確にいえば、私たちの好みに合っていたか?なかったか?なのかもしれません。
というわけで、詳しい音楽的なことを私がお伝えすることはできませんので、ちょっと違う目線でのご報告を。

ヤマカズさんの指揮によるコンサートへはもう5・6回行っていると思います。
私たちはコンサートホールで聴く時の席を大体決めているのですが、今回のシートはヤマカズさんの指揮する姿をすこし左から見られるポジションでいつもより指揮者との距離間が短く感じられる席でした。

『山田和樹さん』ってやっぱり、いいなあ~感激しているうちにどうして私はこんない魅了されているのか?をちょっと音楽を聞きながら分析してみようと思い始めました。
すると彼の振る指揮棒の動きと手から指先に至るまでの動きがはっきり見えてきたんです。
そのうちに見えてきただけではなく、空気感や彼の感情までもが伝わってきたんです。

私が今、聴いていて心地いいのは『山田和樹』が自分の思いを演奏者たちに伝えようとしている音楽を聴いているからなんだ。

一本一本の指先まで非常に細かく動いている。
今、演奏している曲を自分が解釈したように奏者に伝えるためには、やっぱり細かく動かすことにより多くの奏者の人たちに伝わりやすいってことかもしれません。
そうか!!
指揮者は自分の思いを言葉では伝わりきらないところをいかに伝えるか?っていうところに指揮者の人柄がでるんだな・・・
たとえクライマックスを迎えるところでも、激しくはあるけれども彼は決して戦闘態勢で指揮棒を振らないし、全員に伝わるようなしなやかな体の動きで指揮をしている。

この日、『ヤマカズ』さんの指揮する姿を自分なりに分析することにより、いっそう『ヤマカズ』さんが好きになりました。

考えてみれば、自分の思いをいかに言葉に換えて相手に伝えるか?って言うのは生きていくうえでとっても大切なことですよ。

このことで必ず、思い出されることがひとつあります。
それは、もう20年ほど前に名西塾を中村区役所近くの郵便局でやっていた時のことです。
講師としてアルバイトを募集していた時に名工大生の学生さんが面接にやってきました。
当時より「kikko先生は顔で先生を選んでいるでしょう?」と生徒にまで言われるくらい選ばなくてもなぜか、いつも顔だちのよい、今でいえばイケメン君が面接に来てくれていました。
彼もご多分にもれず、顔もよく礼儀正しく申し分のない爽やか青年でした。
でも私を一番嬉しくさせたのは、それではなく、インタビューで
「そうですね。教えるってことは自分が分かっていることを言葉に置き換えて相手に伝えることですもんね。難しいですよね」と言った彼の言葉です。

もちろん、彼は採用となり、生徒のテスト対策にはいつも終電ぎりぎりまで付き合ってくれていました。
Adachi先生!! 今頃、東京で自分の好きな分野で大活躍しているかな?

というわけで彼のような優秀な人たちとの縁がずっと今も続いているわけです。

最近では私の二の腕の筋肉君に締まってくれ~と自分の思いを伝えているのですが、確かに思いを伝えることは難しい!!!

yamakatu.JPG
当日、『ヤマカズ』さんご本人にサインをしてもらったパンフレット!
これほど有名な指揮者がコンサート後にサインに応じてくれることは珍しいのですが・・・
そんな気さくな彼にもますます惹かれました。話し方も指揮をしている彼とは全然違います!


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