名古屋ウィメンズ・マラソンへ！

PROJECT K : Kikko &　Youki の アナログブログ
2015.03.08（執筆担当：Youki）たぶんVol.203
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先週の日曜日は第4回名古屋ウィメンズ・マラソンが開催されましたね。
YOUKIも、去年に引き続き、ハーフを走ってきました！

でも、今年は、直前の直前まで、恐ろしいほど気が乗らず、
前日には、「参加自体、放棄しちゃおうかな」
走る直前には、「最悪、棄権してバスに乗ればいいや。むしろ、するかも」
なんて、スポーツマンシップの欠片もない思いで挑んだレースでした。

では、なぜそんな私が、結果、レースを乗り切れたのか!?

それは、レースが始まってすぐの曲がり角で見た、とあるメッセージのおかげです。

レース中は、ランナーが走る車道を沿った歩道が、応援に駆け付けた方々で埋め尽くされます。
本格的に応援団を組んで声援を送ってくれる方、
応援メッセージを書いた手造りのボードやうちわを振る方、
などなど、皆さんこっていて、メッセージにもセンスがあり、それを見るのも楽しみの1つです。

でも、今回、私の目に飛び込んできたのは、とっても質素でシンプルな、応援メッセージでした。


↑↑↑↑まさにこんな感じで
この言葉だけが、
赤字の縦書きで書かれた
発泡スチロールBOXのフタを持って、
普通のおじさんが立っていました。
　
いちばん混雑する序盤の曲がり角だったので、
下手をしたら見逃したかもしれないくらいの地味さです。

でも、今回は、このメッセージがスッと入ってきて、一気に心に染みわたりました。

だって、飾りっ気は一切ないけれど、
ものすごく、良い言葉じゃないですか？

『マイペース』と『完走』を使ったメッセージは、他にも沢山ありました。
『マイペースで大丈夫！完走出来るよ！』 とか。

でもこの、　『完走して下さい』　が良いんですよ。

なんか、強制的命令ではないけれども、
「どうあれ、完走はした方が良い。だから、しろよ。」
と、マイルドに叱咤されている感じに、シビれました。

しかも、棄権すればいいやと言いつつも、実際にしたら、
何十倍もネガティブに後悔するであろうことが薄々分かっていたからこそ、余計に…。

ですから、このメッセージを見てからは、
「最悪、棄権してバスに乗ればいいや！」なんて考えは吹っ飛びました。

そして、残りの21kmはずっと、
「マイペースに、完走はします」と、呪文のように呟きながら走りました。

不思議なほど、この呪文を唱えると
どんなにつらくても、諦めようとは思わないんです。

そして、見事に完走！
しかーも！去年より良いタイムで！！
とあるおじさんがくれた、マントラ、凄すぎ！

でも、この、

『マイペースに、完走して下さい』

って、いろんな場面で使えますよね。

これからも、
一度始めたものは、
どんなに遅くてマイペースになってもいいから、
完走だけはしてやろうと思います。

とりあえずは、3月21日（土）と22日（日）の名鉄でのアート鑑賞レクチャーだな！



↑スタート直前。
「走れる気がしない・・・棄権したい・・・」という思いが、ピークの頃。
この3分後に、意識が180℃変わるお言葉と出会うとは！