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エレベーターの「閉」ボタンにも文化の違いが!! PARTⅠ [異文化考察]

PROJECT K 名古屋 Kikko&Youkiのアナログブログ 1月25日号より (Kikko執筆担当)

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唐突ですが、あなたがエレベーターに乗り辺りを見回したところ乗ってくる人もいなさそう・・・
あなたは【閉】のボタンを押す派ですか?押さない派ですか?

いつも小走りの私はもちろん前者です。
しかもエレベーターの箱の外を最小限にさっさと見渡してボタンを押す派です。
改めてこう活字にすると「私って、なんて度量の狭い人間なんだろう…」とちょっと反省

でも日本人の多くは私のような押す派だと思うのですが…
自然に閉まるのを待っていたって十秒単位で違うこともないのに、なぜか押しちゃってますよね。
なかには続けてトトトっと何回も押している人も見かけますし。
つまり、これって、日本人が『せっかち』ってことなのかな??
(日本人なのか、愛知県人なのか、名古屋人なのか?私の非常に少ない統計学上の話ですけれども)

ただ、一緒に居合わせた人が多くて自分が入り口付近にいる場合は、すこ~し異なり
「自分のせいで、他の人たちが必要階に着くのが遅くなっては申し訳ない」ように思われ
【閉】を押しているような気がします。
つまりこの場合は「思いやり」の表れ??いやいや「他人の目を気にする」からじゃあないのかな??
な~んてことをツラツラ考えていたある日の夕方
PROJECT Kの英会話講師のMattとエレベーターで一緒になり

090722_マットの写真縮小.jpg最近のMattはもっとカッコイイです!!


12階のメインオフィスに行く際に、私がいつものように【閉】を押しながら
「こんなに急いで押したって何秒も変わらないのにね」って言ったところ
「Kikko,アメリカじゃあ、We never do that!! 」
「ええ??ほんと??」
「NO. Never. 開いているドアを閉めるということはこれから入ってくる人が危険だからrefuse(拒絶する)っていうことを表す。
だからとってもrude(失礼なこと)なんだよ」って教えくれました。
へえぇぇ!!こんなところにも文化の違いがねええ!!

先々週のアナログブログでYOUKIが書いたように“Hello”と“Good-bye”が隣り合わせの国、アメリカでは
いつ別れる時が来るかもしれない。だから、親しくなるのに日本人のように時間をかけていてはいられない。
それは、エレベーターに乗るときでも例外ではなく、“Welcome ”なんだから【閉】を決して押さないんですね。
そういえば、アメリカでホテルやデパートのエレベーターを使った際
(これまた私の非常に少ない統計学上の話で、東海岸や五大湖周辺地域)
乗ってから降りるまでのわずかな時間でも見知らぬ同士で話をしている光景をよく見かけました。

つまり、島国で守られてきた私たちには、外部の人をさほど危険と感じる必要性がなかったので
つい外のことを気にするより、自分を含めた中を気にしてしまい、
それが『せっかち』や『他人を気にする』ように写るんだろうな…
狭いエレベーターという箱の中にも歴史的に裏付けられた文化の違いがあるんだあ~~☆
こんなことを直に感じ取れるのもネイティブ の先生から英語を学ぶ楽しみでもあります
来週はこのエレベーターに関する考え方イギリス編を書こうと思っています。

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