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イタリア研修旅行 ~フィレンツェ編~ [旅行記]

PROJECT K : Kikko & Youki & Micchan のアナログブログ
2015.12.01執筆筆担当: KikkoたぶんVol.236号
★★★★★ www.project-kk.info 是非チェック!! ★★★★★

ボンジョルノ!お弁当販売をお休みしていた2週間のあいだに、イタリア研修旅行に行ってきたYoukiです。
美術鑑賞ナビゲーターである私にとって「西洋美術の聖地・イタリア」という存在は偉大過ぎて、
むしろ今まで敬遠していたのですが、ついにその地を踏むべき時が来たのです!

■結論:
なんで今まで避けていたんだろう?と思うほど、
全ジャンルで最高でした!

フィレンツェ→ヴェネツィア→ボローニャ→ミラノと周った今回の旅。
それぞれの都市にちゃんと特色と得意分野があって、その違いを味わえたことが大変興味深く、
どの土地もそれぞれに魅力的だったのですが、個人的な総合一位は、フィレンツェでした!

フィレンツェの街並み2.jpeg
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂通称「ドゥオモ」

フィレンツェの街並み1.jpeg
フィレンツェ中心部の全景(真ん中がドゥオモ)

フィレンツェの街並み4.jpeg
中心地をまたぐアーチ橋、通称「ため息橋」

フィレンツェといえば、1480年頃から栄えた「初期ルネサンス」の発祥地。
いわば、美術の聖地中の聖地です。
そんなフィレンツェを最初に訪れたのが良かったのか、頭でっかちにイメージしていたイタリアのイメージを、
いい意味で完璧に払拭してくれました!

ちなみに、イタリア(フィレンツェ)を訪れる前に私が抱いていたイメージは、
『イタリアって“伊達”っていうか、自信満々に格好付けててチャラそう。
それに加えてフィレンツェは“聖地中の聖地”なだけに、お高く留まっていそうなんだよね~。』
・・・というものでした。

でも実際のフィレンツェには、私のイメージの範疇を越える「別次元に突き抜けた、品格」がありました。
街並みにも、美術品にも、人々にも。
しかもフィレンツェ自体には品格があることが意識にないほど品格が馴染んでいるといいますか、
土地の由緒ある歴史ゆえ、無意識に気品をまとっている感じがするといいますか。
全然その品格をひけらかすような嫌味はなくて、来る者みなを包み込んでくれるような感じだったんですよね〜。
フィレンツェを擬人化するなら、たぶん「皇族」。そんな感じの品格でした。

そしてその品格ある空気に包まれて、私の体内空気も浄化されたような気分になりました。
フィレンツェは、都市そのものが、空気清浄機かも(笑)
でもこの空気は、実際に行かないと感じられないと思います。
なにせ、行った後にどのフィレンツェの写真を見ても「違う!伝わってない!」って思ってしまいますから・・・。
だから、行けて本当に良かった!
そして、フィレンツェに行ってその品格ある空気に素直に包んでもらえるにまで、私の中の機が熟したんだろうな、と思っています。

そして、フィレンツェで初めて、本物の「美の術(わざ)」を見せて頂きました!って感じです。いやぁ、凄かった!
美術史の教科書や画集でしか知らないくせに分かった気になっていたあの作品やこの作品の印象と感想が、好ましい方向にガラッと変わりました!

ウフィツィ美術館でみた、ボッティチェリの【ヴィーナス誕生】や【春】はもちろんなのですが、
中でも衝撃的だったのは、アカデミア美術館でみた、本物の【ダヴィデ像】(1501-04) byミケランジェロ !

ダヴィデ様1.jpeg

ダヴィデ様2.jpeg

ダヴィデ様3.jpeg

ダヴィデ様5.jpeg

もう、ダヴィデ様、完璧でしたぁ・・・(うっとり)、今まで見たどの創造物も霞むレベル。
一目で恋に落ちましたよ!今後、「好きなタイプはダヴィデ像です」と言おうかと思うくらいに(笑)。
だって、誇張じゃなくて、どこからどう見ても腰砕けにカッコ良かったんです!!
上記以外にも、様々なアングルから撮ったすべての御姿を是非お見せしたい!
何よりも、こんなにも美しく清閑で凛々しい青年が、500年以上も色褪せずこの世に生き続けていることに驚愕!
ミケランジェロは神か!いや、神だな、きっと。

このあたりの詳細は、今後のブログやアート鑑賞レクチャーでご披露出来たらなぁと思っていますし、
確実に今後アートを語る上で、良き影響となって表れてくれるでしょう。

そしてやはりイタリアは、食事もカフェもスイーツも、どこで何を食べても美味しかったです!
ソースやクリームに凝るフランス料理とは違って、イタリア料理って、実は以外にシンプルで、素材で勝負!な料理なんだなって思いました。
なかでもフィレンツェはお肉料理が名物らしく、地元のリア充たち(ショップ店員風)でにぎわうカジュアルなリストランテで食べた牛ステーキは、丁寧に焼いて塩コショウにオリーブオイル、っというシンプルさなんですが、素材が良いんでしょうね。
それだけで十分すぎる美味しさで、今でも忘れられません!

地元民に愛されるリストランテ3.jpeg

地元民に愛されるリストランテ2.jpeg

地元民に愛されるリストランテ1.jpeg
地元民で賑わうリストランテとその名物シェフ。外壁には、常連さんが描いたシェフの似顔絵が(笑)

・・・あぁ、フィレンツェだけでめっちゃ長文になってしまった(笑)。
それくらい、良かったってことです、フィレンツェ!

ヴェネツィア、ボローニャ、ミラノに関してはまたご報告を致しますので、
まず本日はここまで!Ciao♪
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