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風化させてはいけないもの [Kikkoのこだわり]

PROJECT K : Kikko & Youki & Micchan のアナログブログ
2015.5.26 執筆担当:KikkoたぶんVol.214号
★公式ブログ最近は真面目に更新しています!! www.project-kk.info 是非チェック!!

Micchanもこのアナログブログの執筆者に加わってくれてからというものKikkoはブログを通じてのHideoとのイベント参加や観劇・鑑賞報告を怠っていました。
以前より火曜日発行のアナログブログを読んでくださっている方のなかには「最近、Kikkoさんはコンサートにあんまり出かけてないのかな~」と思っていらっしゃった方がみえるかもしれませんが、以前とほぼ変わらぬペースでいろいろなジャンルの舞台やコンサートに夫婦で足を運んでいます。

先週末もけっこう忙しく、3日間連続で出かけました。
21日金曜日は名フィルの定期演奏会へ。
もともとは土曜日会員なんですが、22日土曜日は尺八奏者、藤原道山さんのコンサートと重なってしまったため、金曜日に振り替えてもらいました。藤原道山さんについては、後日、追っかけKikkoの立場から詳しく書きたいと思っています。

さて、この日の指揮者は今、実力をメキメキとつけ、人気上昇中の川瀬賢太郎さんです。
kawase2.jpg
私たちは、Youkiより若いので川瀬くんとよんでいます。

第一部の演目は権代敦彦さん作曲による子守歌―メゾ・ソプラノ、ピアノ、児童合唱とオーケストラのための作曲家である、権田さんご本人も舞台に立たれました。
この曲は2001年(平成13年)6月8日、大阪教育大学附属池田小学校で発生した小学生無差別殺傷事件でご自分の娘さんを亡くされたお母さんの詩を新聞で読まれた権田さんが痛く感動され、この事件を風化させてはいけない。
との思いから作曲されたとのこと。
この演奏をたまたま東京で聴かれた川瀬賢太郎さんも感激され、大阪に続き、是非名古屋でも自分で演奏したいということで今回の定期演奏会に組み入れられたという、お二人によるご挨拶がありました。
そして、なにより曲を聴いて心で感じてほしい、と権田さんはおっしゃられました。

幼い子の命が突然ある者によって奪われた、おぞましい事件でした。
ただ残念ながら、当事者でなかった私たちからは記憶が消されている。風化している。
このコンサートを聴いてから、記憶が薄れかけていることを風化させてはいけない。
という記事や番組を目にすることがありました。

一つは、東日本大地震です。津波で多くの犠牲者を亡くした時の教訓を風化させることなく、堤防に桜並木を植樹しよういうもの。その桜並木まで波が押し寄せたら、危ない!ということを知らせるためです。

もう一つは、記憶にも新しい、シリアで命を落とされた、ジャーナリストの後藤健二さんです。
後藤さんの弟子が現状を伝えるために、どんなときにも目をそむけず、カメラを離さず伝える姿が映し出されていました。それは、後藤さんの「ジャーナリズムとは」の教えを風化させないためでもあるのです。
profile-photo-Africa-300x225.jpg

わずかな間に、繰り返され使われていた「風化させぬように」

確かに、情けないくらい、忘れかけています。大事なことなのに。
当事者であれば、一生、背負いながら生きていかなければならないことなのに。
毎日の生活に追われてしまっているから。といって言い訳していてはいけませんよね。

取りあえず、私の中で風化させないように、植樹の寄付をしようかと考えています。

ところで、われわれPROJECT Kでも、いま、風化させてはいけないことに力を注いでいます。

それは、KikkoやYouki が子どもや大人の勉強や英会話を積極的に教えていこう!!
ということです。

あの名西塾キャラクター、Meiちゃんも復活です。
詳しくは、MicchanのブログをHPで読んでくださいね。


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