Youki流 ホテルオークラ東京 建て替え前の探検ツアー [好奇心]
PROJECT K : Kikko & Youki の アナログブログ
2015.05.26(執筆担当:Youki)たぶんVol.213
★Web上ブログも是非チェック! http://project-kk.blog.so-net.ne.jp/ ★
先日のブログでKikkoがちらっと書いてくれていましたが、ホテルオークラ東京の探検ツアーをひとりで楽しんできました。
今回あらためて、内装と外装にほどこされた装飾をすみずみまで鑑賞したのですが、
どこを切り取っても美しく、気品があるのに、決して押しつけがましくなく、奥ゆかしいんです。
なんでしょう、女性だったらぜひとも結婚したいと思わせる、大和撫子を建物にしたようなホテルなのです。
そんなホテルオークラ東京本館は、照明の植物園でした。
まずは、5階のメインエントランスで宿泊客を迎え入れてくれる、鈴蘭。
(※正式には鈴蘭ではないそうですが、Youkiにはそう見えたので、鈴蘭とします。)
しゃらんしゃらんと、まさに鈴のような爽やかに華やいだ音が聞こえてきそう。
オークラに宿泊するといちばん最初に目するのがこの照明なのですが、
この照明を見ると、いつも満面の笑顔で迎え入れてもらえたような気分になります。
そっか、この鈴蘭照明って、ホテルオークラにとっては、宿泊客の到着を告げる、呼び出し鈴なのかも。
また、催事やパーティーのために訪れた方々が利用する1階宴会フロアのエントランスには、藤が咲いています。
この藤は、一房全体のトータル美と、花弁ひとつひとつの美しさが両立した、奇跡の照明だと思いました。
花弁ひとつひとつのバランスがとにかく絶妙なのです。
↓↓↓↓↓↓↓真下からこの藤照明をみてみると・・・
どうですか、この緻密すぎる六角結晶のグラデーション!!
これは、近づいて下から見上げられた時の美しさを想定しつくした仕掛けですよね。
でも、遠くからみると、これまた別の美しさが表れます。
遠くからこの藤を眺めると、この藤に行き当たるまでのグリットや他の照明が、全て一直線に配置されていることがわかります。
なんでしょう、この配列美がみせる、凛とした美しさ。
これは、遠目から見られた時の美しさを想定しつくした仕掛けですよね。
近づいて見ても美しく、遠くから見ても美しいという、
美の宇宙の中に存在する小宇宙が、この藤照明にはありました。
でも、ホテルークラの意匠の凄さは、これだけには留まりません。
今回探検をしてみて、「えっ?!こんなところにも?」と思うような階段も見つけたのですが・・・
1階ショッピングアーケードと2階をこっそりとつなぐ階段には、釣鐘草が。
そして、5階の別館連絡通路と外をつなぐ階段には、黄金の稲穂が。
こんな、「何人の人が利用するの!?」ってというひっそりとした箇所にまでため息が出るような意匠を凝らすところに、ホテルオークラの真の美哲学をみた気がしました。
細部まで抜かりがなく、でもそれを自らは自慢せず、凛と佇んでいるホテルオークラの美装飾たち。
そんな美装飾に囲まれた空間だからこそ、ホテルオークラ東京本館は心地良いんでしょうね。
あーーーー!!!!!!やっぱり無くなっちゃ嫌だ!!!
ホテルオークラ東京の本館も、
かつてフランク・ロイド・ライトが手掛けた帝国ホテルのように、
現物のままで明治村に移築してくれないかなーーーーーー!!!!!
2015.05.26(執筆担当:Youki)たぶんVol.213
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先日のブログでKikkoがちらっと書いてくれていましたが、ホテルオークラ東京の探検ツアーをひとりで楽しんできました。
今回あらためて、内装と外装にほどこされた装飾をすみずみまで鑑賞したのですが、
どこを切り取っても美しく、気品があるのに、決して押しつけがましくなく、奥ゆかしいんです。
なんでしょう、女性だったらぜひとも結婚したいと思わせる、大和撫子を建物にしたようなホテルなのです。
そんなホテルオークラ東京本館は、照明の植物園でした。
まずは、5階のメインエントランスで宿泊客を迎え入れてくれる、鈴蘭。
(※正式には鈴蘭ではないそうですが、Youkiにはそう見えたので、鈴蘭とします。)
しゃらんしゃらんと、まさに鈴のような爽やかに華やいだ音が聞こえてきそう。
オークラに宿泊するといちばん最初に目するのがこの照明なのですが、
この照明を見ると、いつも満面の笑顔で迎え入れてもらえたような気分になります。
そっか、この鈴蘭照明って、ホテルオークラにとっては、宿泊客の到着を告げる、呼び出し鈴なのかも。
また、催事やパーティーのために訪れた方々が利用する1階宴会フロアのエントランスには、藤が咲いています。
この藤は、一房全体のトータル美と、花弁ひとつひとつの美しさが両立した、奇跡の照明だと思いました。
花弁ひとつひとつのバランスがとにかく絶妙なのです。
↓↓↓↓↓↓↓真下からこの藤照明をみてみると・・・
どうですか、この緻密すぎる六角結晶のグラデーション!!
これは、近づいて下から見上げられた時の美しさを想定しつくした仕掛けですよね。
でも、遠くからみると、これまた別の美しさが表れます。
遠くからこの藤を眺めると、この藤に行き当たるまでのグリットや他の照明が、全て一直線に配置されていることがわかります。
なんでしょう、この配列美がみせる、凛とした美しさ。
これは、遠目から見られた時の美しさを想定しつくした仕掛けですよね。
近づいて見ても美しく、遠くから見ても美しいという、
美の宇宙の中に存在する小宇宙が、この藤照明にはありました。
でも、ホテルークラの意匠の凄さは、これだけには留まりません。
今回探検をしてみて、「えっ?!こんなところにも?」と思うような階段も見つけたのですが・・・
1階ショッピングアーケードと2階をこっそりとつなぐ階段には、釣鐘草が。
そして、5階の別館連絡通路と外をつなぐ階段には、黄金の稲穂が。
こんな、「何人の人が利用するの!?」ってというひっそりとした箇所にまでため息が出るような意匠を凝らすところに、ホテルオークラの真の美哲学をみた気がしました。
細部まで抜かりがなく、でもそれを自らは自慢せず、凛と佇んでいるホテルオークラの美装飾たち。
そんな美装飾に囲まれた空間だからこそ、ホテルオークラ東京本館は心地良いんでしょうね。
あーーーー!!!!!!やっぱり無くなっちゃ嫌だ!!!
ホテルオークラ東京の本館も、
かつてフランク・ロイド・ライトが手掛けた帝国ホテルのように、
現物のままで明治村に移築してくれないかなーーーーーー!!!!!
2015-05-26 14:57
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