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立て直し直前!のホテルオークラ&マグリット展 in TOKYO [美術展]

PROJECT K : Kikko & Youki & Micchan のアナログブログ
2015.5.19 執筆担当:KikkoたぶんVol.212号かな
★公式ブログ最近は真面目に更新しています!! www.project-kk.info 是非チェック!!

ゴールデンウィークに引き続き、一昨日・昨日と充実した東京滞在を楽しんできました。
久しぶりのYouki(ゆうき)との小旅行出かけた目的の一つは、ゴールデンウィークの時に訪れる予定だったものの、余りの長蛇の列に断念を余儀なくされたマグリット展を見に行くこと
二つ目は、この8月末に建て替えのために営業を終える虎ノ門にあるホテルオークラ東京本館に泊まり、詳細部分にわたって写真を撮ること。 いったん壊されてしまったら、たとえ建て直されたとしても、二度とお目にかかることはないだろうと言っても過言ではないほどの日本の伝統美と『和』モダンの装飾があらゆるところにアレンジされたホテルなのです。

オークラ.JPG
世界のくつろぎ空間-オークララウンジ

和の心は空間だけではなく、レストランやフロントのスタッフはもちろんのこと、ドアマン・ドアウーマン、ランドリーを届けてくださるすべての人にまで『和』のおもてなしの心が行き届いたホテルなのです。泊まるたびに
改めて強く感じるのは、あの美しく雅な空間の中だからこそ、何気ないおもてなしの心が一段と快く伝わっているのだということです。
さらっと触れるだけのつもりが、つい熱く語ってしまったのも何を隠そう、

35年前にKikkoとHideoが結婚式を挙げたのも、
名古屋のホテルオークラレストラン
2年前にYoukiとHiroteru君が結婚披露宴をしたのも、
名古屋のホテルオークラレストラン

いうほど私たちはホテルオークラ・ファンだからです。
(名古屋にもレストランだけですが、ホテルオークラあるんですよ。)

東京滞在の際にはホテルオークラ東京に泊まっています。
もちろん、通常料金では身分不相応な高額ですから、ホテルオークラのメンバーになり、お値打ち料金で泊まっています。
そのメンバーになるだけでも高いんでしょ?と聞かれますがもちろん年会費も含めすべて無料です。

きっとこの件については、4時間ほどカメラをぶら下げながら、ホテルオークラ東京本館ひとりTourを満喫したYoukiから来週あたり、美術史観点からお伝えする報告があるかと思います。

さて、このブログのために割くことができる時間も限られてしまったので、マグリット展に素人目線からすこし触れてみたいと思います。
今回の展覧会鑑賞、とにかく贅沢な時間を過ごすことができました。
PROJECT K 鑑賞ナビゲーターの川瀬由有希先生を独り占めでき、ちょっとした、疑問にも答えてくれたのはもちろんのこと、自分では気付かなかった点にナビゲーター独自の解釈を伝えてくれ「おおお!!!!なるほどねえ~~」と何度か感動し、さらに絵画の見方に深みを増してくれました。

※ここでは敬意を表し、Youkiを由有希先生と呼ぶことにいたします。

正直、我が娘でもある鑑賞ナビゲーター由有希先生の一番好きな画家が何故、マグリットであるのか??理解に苦しむところがありました。

確かに色は多色で複雑というより、まるでポスターのようにすっきりとした色使いできれいだ。
まあ~、見慣れれば、奇抜な発想の絵とも思える作品でも親しみを感じてくる。
特に鳩の中に雲が浮かんだ青空の代表的な作品なんかは… こうもり傘がいっぱいの作品なんかはデザインとしてみれモダン・アートかな…とか

マグリット01.jpg
マグリット02.jpg

でも、130作品にも及ぶマグリットの作品を年代別に見ていくうちに、面白いほどその謎は徐々に紐解かれていきました。 マグリットの心の内が少しわかっただけでなく、生まれてきたときからずっと30年以上にも渡って付き合ってきた我が娘の理解しがたい点の謎解きも少しできました。
私Kikkoが悩む点と娘Youkiが悩む点が違うことに疑問を抱くことがときどきあるのですが、かなり、解決出来ました。悩む点が違うのではなく、悩み方の入りが違っていたようです。
ここで詳しく書いている時間がないのですが、マグリットは自分の中で詩のように浮かんできたことを絵に表わそうとしたんだと思います。
4分の1が詩人、4分の1が哲学者、2分の1が画家であったのではないでしょうか?
今回の作品に添えられている解説は、彼自身が描いたときに語った文が載せられていました。
これがかなりの難解文で3回くらい読むとやっと、その絵を描いた意図が分かるというもの。
ただ、いったん、理解できると、マグリットの心が読みやすくなり、作品の見方が変わっていくのが面白いくらい分かりました。

この夜、このブログでもちょくちょく登場していた、我が家では二女的存在のChisaがホテルに泊まりに来ました。

ちさ.JPG
こちらも卒業生でもあり、Kawaseファミリー次女のChisa

彼女は今年の3月から東京へ転勤となり、独り暮らしを始めたばかりなんです。
7階のホテルの部屋からは美しくライトアップされた東京タワーが足元からみえ、まるでパリにいて
エッフェル塔を見ているかのような気分にさせてくれました。ベッドに寝っ転がっても見えるなんて
最高だよね~~なんて、女子3人が大はしゃぎ。 アッ、またまたKikkoも女子仲間しちゃいました。

窓越しに見る東京タワーはあまりにも美しすぎる非日常的な世界
でもじっと見ていると、窓からライトアップされた東京タワーが実はこっそりはいってくるかもしれないという妄想が。
部屋の中にいる私たちは半年前までは日常的にしょっちゅう会っていた仲間で明日からまたまた働く仲間でもある。
さらに今、私たちが身を置いている空間は非日常的なラグジュアリーなホテルの一室。
日常的なことと非日常的なことが混在する不思議で実に楽しい時間を過ごせた、貴重な1泊2日、久しぶりの親娘の小旅行でした。Kikkoさん、あなたの考えていることも娘さんに決して劣らず、変わっていて理解に
苦しみますよ――。ってどなたかの声が聞こえてきそうです。
コレってマグリットの世界観が理解できたってこと?????

東京タワー.JPG
東京タワー、見えますか??

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