男子が作る手羽先♪

PROJECT K : Kikko &　Youki &　 Micchanの アナログブログ
2015.02.03（執筆担当：Kikko）たぶんVol.197
PROJECT KのHP→http://www015.upp.so-net.ne.jp/meisei-j/

自分の家族がそこそこの正義感で生活している人たちで良かったあ～と
申し訳なくもそう思わせる報道がここ10日間ほど繰り返されていました。

二人の日本人ジャーナリストが72時間という期限とナイフを突き付けられている
そのうち一人は殺害され、再び24時間という数字が何度もテレビの画面に流れ、
じりじりと時間は過ぎていき、その結末は後藤健二さんも殺害されるという最悪のものに。

日本から時差わずか７時間のところで、繰り広げられている空爆や紛争そしてその結果
引き起こされている街の破壊と貧困生活。
あまりにも今の自分たちの生活とはかけ離れて過ぎていて正直ピンとこない、
想像を絶する世界が繰り広げられている
だからこそ弱者や子供たちの置かれた苦境を伝えるべき必要性があると勇敢にも後藤さんは
シリアに入って行かれたんでしょうね。



「生後間もないお子様の顔も見ることなく命を絶たれた後藤さんの無念」はいかばかりかと
心が痛みます。
本来なら「志半ばで命を絶たれた…」というべきでしょうが、
妻であり母親でもあるKikkoにはやはりその言葉を選ぶことはできません。
また身ごもりながらも夫を送り出された勇気ある奥様のためにも、
後藤さんの命が決して無駄なものにならないように…と今は祈るばかりです。

今年初めてのKikko執筆のアナログブログはちょっと真面目な文で始まりました。
ここからはぐっとくだけた話題に移させていただきますね。

上述の悲しいニュースが流され続けた一昨日の日曜日
PROJECT Kの女子３名はよそのホームパーティーを利用させていただき
新年会を楽しんできました。　＊ちゃっかり　Kikkoも女子の仲間です
お招きをすることがほとんどのKikkoとYouki
テンション、上がりっぱなしでした
もちろんおもてなしすることも料理をつくることも大好きですし
嫌いなわけではありませんよ。ただ、たまにはお招きされたいんです。

ホームパーティーで自宅に招いてくれたのは、名西塾の卒業生
しかも金山のマンションに住む独身男性のJYO君（いくつになっても“君呼び”です）
彼とは去年の４０周年パーティーのときに久しぶりに会ったのですが、その時をきっかけにみんなで飲みに行ったりする機会もあり、「今度は僕んちでホームパーティーでもする？」っていう
冗談とも本気ともとれるお誘いがありました。　

ここまで書くとその独身男性ってかなりの変わり者？料理オタク？
っていうことになりそうですが、決してそうではありません。
彼は中学生のころからかなり大人びていました。友人たちや私たち先生とのやりとりの中で時折
挟むシュールな一言は、みんなをクスッとさせ、印象に残る生徒でした。その後、高校生なって
から友人4人と我が家に泊まりに来た時も、いろいろと遊んで大騒ぎした翌朝、ごはんの準備を
している私の横で、彼だけがどこかのお父さんのように、おもむろに新聞を広げながらコーヒーを飲み始めたのです。
その光景があまりにも自然で、お父さんが新聞記者だとやはり息子も新聞読むことから
朝が始まるんだ！！と感心したものです。ただ彼の場合は新聞を読んでいて学校に遅刻するって
いうタイプの高校生でしたが（笑）

そんな彼が自ら言い出してくれたホームパーティー。
しかも料理もJYO君がすべて作ってくれるらしい…
「適当になんか作るから」って言ってくれる男子のつくる料理が美味しくないわけがない。
そんな期待を抱きながら、金山駅から歩いて7分ほどのマンションの上階の彼の家へ

ゲストは私たち3人だけ
一応Kikkoは先生という立場ではありましたが、JYO君も含めみ～んな名西塾の仲間です。
言葉では伝えられない気楽な楽しさがありました。
なんの気遣いもなく言いたいこと言って笑って食べて飲んで、あっという間に5時間が過ぎ、
次回もここでね！！　という約束を交わしてJYO君の家を出ました。
ちなみに次回のホームパーティーのタイトルは
「賞味期限切れレトルトカレーを美味しく食べよう会」です。
あまり、食べたことのなかった手羽先でしたが、JYO君の作ってくれたのは圧力釜で作ったものでふっくらとして、甘みとピリ辛のバランスがよく、実に美味しくて一杯食べちゃいました。
コラーゲンもたくさん補充できましたあ～


JYO君の手作り手羽先。おいしかったぁ♪
今度はカレーパしようね！