姜 尚中さんにもっと頼りたい

PROJECT K 　名古屋　Kikko &　Youki の アナログブログ 11月２日号より　
（KIkkoi執筆担当）

はやくも11月
歳を重ねるたびに時の流れの加速度を実感!!
夏の疲れを癒しきれないままに冬に突入しています。
尖閣諸島問題に引き続き、ロシアの大統領が北方領土を訪れたりと、なんか「日本しっかりしろ!!」って感じです。
政権が変わるってこういうこと???
なんだか弱体化しつつあるのを見透かされて、力をつけてきたネオ悪戯っ子が喧嘩をふっかけてきているみたい…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

話は変わりますが、昨年までは日曜日の報道番組でコメンテーターをしていたのに
気が付いた時にはNHKの日曜日美術館の司会者になっていた、政治学者の姜　尚中さん
（好みもよるでしょうが、知的でゆったり染み入るような素敵な声の持ち主です♪）
私個人的には日曜美術館の姜さんの方が好きなんですが、
「どうして急にニュース番組的から姿を消したのだろうか??」ってずっと不思議に思っていたのです。
そうしたら先日NHKの朝の番組に出演されていて（合い変わらずの素敵な低音で）
「昨年、政権が変わった時、これは大きく世の中が変わるかもしれない。
だったら、政治学者としてその中に入り込んでではなく、外からこれからの日本を見ていきたい。
そして、今、日本で足りないものは何だろうか??と考えた時に『感動する心』だと。
だから、私は日曜日美術館のお話を引き受けることにしました。」
と話されていました。
さらに「姜さんのように説得力のある話し方はどうすればいいのですか？難しいでしょうが教えてください」
という質問に、彼は「簡単なことです。人は人の話を絶対100％聞いていません。だから、自分の話したいコトの
６５％ぐらいを話せば人は聞いてくれます」と・・・
でもちょっと待ってくださいよ。姜　さんのように中身の濃～い話が出来る人の６５％なら何処をカットしたって
説得力のある話かもしれませんが、それほどまでの内容がない凡人には辛いよォ～～　と見ていました。

それにしてもこんな素敵な在日韓国人が日本を外から見てみたいとおっしゃっている。
日本の事を真面目に真剣に考えている。
おそらくもっと他にも多くの優秀な「在日○○人」はいらっしゃるでしょう。

子供の世界でもリーダー格の子はなるべく自分で動かず、周りの年下の子を上手く動かせて
情報収集をしながら、まとめていきますよね。昨年新たに政権を握った方々よ、日本を客観的に
見てもらえるこういう優秀な方たちの情報を集めながら、凛とした日本にしてくださいよ