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モハンさんの絨毯展 [イベント]

PROJECT K : Kikko & Youki の アナログブログ
2015.12.15(執筆担当:Youki)たぶんVol.238
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今週はイタリア(研修)旅行紀行を、ちょっとお休みして、
 12月13日(土)から20日(日)に掛けて丸の内で開催していた、【モハンさんの絨毯展】 のレポートをさせて頂きます。(※丸の内会場 = 中区丸の内3-15-32 です。)

モハンさんとは、神戸でシェヘラザードという名前のオリエンタル絨毯展を営む、関西弁ペラペラのインド人さんです。
そのお人柄は、とにかく温かく、柔らかく、話す人すべての心をほぐしてリラックスさせてくれます。
ゆっくりとした関西弁で話しかけて下さるから、よけいに。

そして、モハンさんのビジネス・パートナーであるYumieさんもまた、魅力的な方!
とにかく知的で快活で、パシュン!とした口調の関西弁が耳に心地よく、どんな相談ごとにもユーモアを交えつつ乗って下さいますし、ソツなく仕事を楽しんでいらっしゃる姿は、実は私の憧れでもあります。

準備中1-2.jpeg

そんな、のほほんとお話しするモハンさんと、小気味のよい返しをするYumieさんの緩急あるやりとりは、
どちらのコメント力も、タイミングもバッチリで、良く出来た漫才を聞かせて頂いているよう(笑)

実際に多くのファンを持つお二人で、13日(土)と14日(日)にご来店頂いたお客様の中にも、このお二人の人柄に惚れてお店や展示会に足を運び続けている長年の「モハン&Yumieファン」が、いらっしゃいました。
そして、そんなお二人の目利きによって厳選されたオリエンタル絨毯は、ほんとうに、ほんとうに、どれも素敵!!

準備中4.jpeg

準備中2.jpeg

準備中3.jpeg

会場にどの絨毯を広げて飾っておくべきかを決めようと、何枚かの絨毯をひとつずつ見せて下さるたびに、一目惚れ状態!
しかも、その全てが手織りで作られているかと思うと、ただただ溜息です。

壁の出来上がり1.jpeg

床の出来上がり1.jpeg

私が観たところ、その絵柄の特徴には大きく分けて、

■ 緻密な発想とレイアウトで織られた、端麗な絨毯
(料理でいえば、フルコースを頂く美味しさ)

■ 自由な発想とレイアウトで織られた、遊び心のある絨毯
(料理でいえば、家庭料理やまかないを頂く美味しさ)

の、2種類があるように思えたのですが、どちらにもそれぞれの良さがあり、どれだけ眺めていてもまったく飽きません。

そんな絨毯を、好きなだけ広げて見られるという、贅沢…!

『アンティーク絨毯の文化と魅力を、とにかく伝えたい。
そのために、この展示会をやっているんだよ。
絨毯のことを知って、何十枚とみて、まずは目を肥やしてほしい。』

そう常に語るモハンさんは、本当に“絨毯愛”に溢れていて、絨毯の前でモハンさんに語っていただくと、その絨毯の魅力にグッと深みが出て、愛おしく思えてきます。

今まで私も、アンティーク絨毯と触れ合える機会は全くといってよいほど、ありませんでしたが、モハンさんを通して、ようやくアンティーク絨毯の魅力と価値が分かりつつあるYoukiです。

絨毯を広げながらモハンさんが教えて下さる、
・ 文様の意味
・ その文様をあしらうことになった、歴史的/風土的背景
などの、「絨緞史」が、本当に楽しくて!!
すべての文様に、意味と、経緯と、敬意があって、地域性と密接なんですよね~。

・・・でもこれって、私が学んできた絵画の歴史と、とてもよく似ています。
絵画と絨毯において、文様が生まれる意味合いや、あしらわれるモチーフには、共通点がとても多い!
その一方で、絨緞には絨毯にしかない(絵画には生み出せない)魅力もある!
絨毯を絵画のように“観賞”してみて、このことに初めて気が付きました。

そんな私が、絨毯を絵画のように“観賞”して気が付いた点を中心にナビゲートする、【アンティーク絨毯“観賞”レクチャー】も、実施しました。

この【モハンさんのアンティーク絨毯展】が皆さまにとってアンティーク絨毯の魅力に触れるきっかけになればと思います。



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