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ちゃんぽん食べたか?! [好奇心]

PROJECT K : Kikko & Youki & Micchan のアナログブログ ~つれづれなるままに~
2015.6.23 執筆担当:KikkoたぶんVol.218号
★公式ブログ最近は真面目に更新しています!! www.project-kk.info 是非チェック!!

今日はアナログブログの副タイトル通り、つれづれなるままに最近Kikko が気になったことをおもむくままに綴っていこうと思っています。
我が家では(といってもHideoとの二人なんですが)ドラマを見るということをあまりしません。
ただ、そんな中、録画までして毎週欠かさず二人で見ているドラマにさだまさし原作「ちゃんぽん食べたか」があります。

Kikko的には若き日のさだまさし役を演じている雅志君こと菅田将暉くんが、かわいいことが毎週見続けていることの要因のひとつであることに間違いはありません。彼の同級生役を演じている、間宮祥太朗くんとともに、何か心に決めたことを言う時、する時、ちょっと長めの髪を必ずしっかりと両耳にかけるんです。
その仕草が昭和レトロを感じさせ、なんとも可愛いんです(笑)
周りの大人や学生たちとは違う自分らしい自分を探すんだっていう、少し突っ張りたいんだけれども突っ張りきれない心の葛藤がその仕草や表情に投影されていて、彼らと同時代を生きてきたKikkoとHideoには当時のファッションも含め「いと懐かしか~」っていうドラマなんです。

また、彼ら2年10組の担任の安川先生がなかなかいいんだな~

熱く正義感を語る金八先生ではなく、校則の厳しい学校に自分自身も反発を感じながらも生徒指導をしなくてはいけない安川先生。
言葉は少ないけれども、生徒の将来の可能性を信じながら自分の思いを生徒に伝えていく。
本当は先生として何を伝えたいかは自分で考えろって語っているようで、かっこいいんですよ。
そんな「ちゃんぽん食べたか」の先週4話の安川先生の言葉

雅志達がたむろしている体育館の裏に現れ
「俺だって、ウダウダしたい時があるんだ」って言いながら煙草に火をつけ
「良かった~、俺はここで煙草吸っても退学にならないからな。」
そして退学が決まったクラスメートの話を雅志たちとしたあとに
「人生は選択の連続だ。何かを捨て何かを取るんだ」

さらに安川先生が終業式にみんなに伝えた言葉がとっても印象的
「勉強は学生時代だけじゃあ~ないんだ。
本当の勉強っていうのはな…自分にとって一番大事なことを見つけることなんだ」
「大事なことはすぐには見つからないかもしれない…
でも探し続けるんだ。自分にしかない大事なものを…」

なんかスコーンと気持ちいいボールが心に投げ込まれた感じでした。
「人生が選択の連続」っていうのはKikkoが常々思っていたことでした。特に年を重ねてからですが。
人生の節目に限らず、決めていかなければいけないことってたくさんありますよね。

自分で決めることばかりではなく、時には選択の余地ナシっていうのもあります。
経験の少ない頃の子どもに対して親としての責任を果たす意味での選択。
逆に年老いていく両親や親族の選択を任されることだってあります。

自分が選んできた道ではなく、もしあの時迷っていたもうひとつの選択をしていたら、自分の人生はどうなっていただろう??って思うことありませんか?
人生に正解や解答なんてないんだけれども、少なくとも結果がマイナスになった時にプラスに変えていけるエネルギーを自分自身の中に蓄えていること、努力できること、そして明るい性格が大事だと私は思います。

次のステップでは反省も踏まえ、より正しい選択ができるようにしておく。それは、本当の勉強をし続けることによって得られていくことかもしれませんね。

安川先生.jpg
安川先生のクラス写真


もうひとつ、心に残った番組から
かぞえ103歳 の現役美術家 篠田桃(とう)紅(こう)さん のインタビューを聞いて。
「老いることはプラスとマイナスです。
年をとれば当然体力は衰えるのでマイナスですが、
知恵は昨日より、今日の方が必ずついている。これがプラスです」

塾を始めてからKikkoが気付いたことと同じです。学生時代にはただ覚えていただけの知識が塾で子どもたちに教えるようになると、教室までのダッシュのスピードは落ちるものの、年を重ねた分、知恵や理解力がついてきてより深く根本的なことが分かってきました。だから新しいアイデイアが浮かんでくるので教え方や導入方法は毎年変わっています。

ただ、桃紅さんがこうも、はっきり言い切れるのは、やはり若い時からの行動力があってこそ。
若い時に自分の作品が日本で評価されなかった篠田さんは単身、1956年にニューヨークに渡られたのです。
自分の作品にたとえ並々ならぬ自信があったとしても当時単身で渡米するなんて、今の若い人の何十倍もの行動力と勇気を持ち合わせた方だと思いませんか?
しかも若い時ならまだしも40歳を過ぎてからってホント恐れ入ります。まさしく、大事なことを探し続けられたんでしょうね。
着物をお召しになってインタビューされている桃紅さんは「お元気ですね」とか「そのパワーの源は?」
なんていう愚問が許されぬ凛とした佇まいで答えていらっしゃいました。
main_photo.jpg

100歳を過ぎてもなお美しく魅力的であるためには、「いつまでも社会と関わっていること」これが大切なんだと桃紅さんから教えられました。
うう~ん、私にとっていつまでも社会に関われることってなんだろう?
探し続けねば。
桃紅さんの最新本「103歳になってわかったこと」を読んだら、また感想をお伝えしますね。

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