『参加することに意義があるオリンピック』は何処に？？

PROJECT K　名古屋　Kikko&Youkiのアナログブログ８月７日号より（Ｋｉｋｋｏ執筆担当）

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なでしこジャパンやりましたね!!!!!!!
プレッシャーをバネに勝ち進み決勝進出。
午前3時ごろの突然の拍手に目が覚め、この勝利を知りました。
そうなんです。Hideoが観戦中とも気付かず隣で寝ていた私は彼の勝利を讃える拍手で目が覚めたんです。

オリンピックもいよいよ後半戦
皆さんはどんなオリンピック観戦をしていますか？
時差の関係もさることながら、私Kikkoは心配で心配でLiveではとても観戦できません.。
若い選手たちがプレッシャーに押しつぶされないだろうか？？とか
メダルを期待されながらも、思うような結果がだせなかったら
どうインタビューに答えるんだろうか？？とか
結果だけではなく、とにかく色々と余分な心配までしてしまうんですよね。
実はロンドンオリンピックが始まることがKikkoにはちょっと憂欝に思えてならなかったのです。
というのは始まる前から、あまりにもメダル獲得にこだわりすぎている報道が多いからです。
選手たちはメダルを目標に『地獄のような』トレーニングをしているのだから、「メダルを期待して
います!!!」なんて言わずとも、そっとエールだけを送ってあげるだけで充分だろうに・・・
なんてつい親心で思ってしまうのでした。
あるスポーツジャーナリストが「『地獄のような』ではなくまさに『地獄の』練習を選手たちは
している。比喩表現は要らないんだよね」って言っていました。
そしてその結果により扱いがあまりにも極端に変わるような気がします。
それまで、主役級の扱いをされていた選手が思うような結果が出せず
逆に無名の脇役だった選手がメダルをとったりすると、前者の選手はフェイドアウトされ話題にも
されない。『地獄の』トレーニングを積んだ選手たちのその後の人生をダメにしてしまっていないか？
今回のロンドンオリンピックでも何人かがそんな扱いをされるんではないだろうか？と

過去２回オリンピックで「チョー気持ちいい」泳ぎをし、「なんにも言えねえ」ほど感動した
北島康介選手も思い通りの結果を出せなかったことに対するインタビューにも冷静に言葉を選んで答えていましたね。
Youkiと同年代だけについ自分の子供の成長と重ねて考えてしまうんです。
「ああ、大人になったなあ～って。でもだからこそ、「そんなに簡単にはいかないッスよ。」なんて
弾けたコメントを言わせてあげたかったような…
　コレもKikkoの勝手な親心コメントです。
それでもそんなプレシャーを押しのけていつも以上の力を発揮できる人達こそが選ばれて出場できるのが
オリンピックなんでしょうね。日に日に頬がこけていくのが分かった内村君も最後には自分自身で満足いく演技ができ銀メダル獲得。
「お疲れさま」と多くの人がテレビに向かって声をかけていたのではないでしょうか？
そして昨日の卓球団体戦では、目に涙を浮かべ準決勝の勝利を喜びあう３人の姿には、何度見てももらい泣きをしてしまいました。


それにしても、オリンピックの父クーベルタンが言っていた
『参加することに意義があるオリンピック』って一体、何処に行ってしまったんでしょうか？


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