SSブログ

なぜ、BOSTONを留学先として選んだか? [アメリカ再考察記]

先週Youkiが『ピ―カンテレビ』(東海テレビ)で放映されていた
Boston Universityを見て彼女なりの留学生活観を書いていましたが、実はKikkoも一緒に懐かしく見ておりました。
番組後半はハーバード大学周辺に移り、スタッフは懸命に日本人を探すのですが、日本人と思って声をかけると中国人だったり、韓国人だったりと…困難極まりないという状態でした。
外国にいるとアジアの人ってみな同じに見えるんですよね。それに長年外国にいる人の顔つきが変わるし。
(環境がそう変えさせることと、その言語の発音の仕方が日本語と違うので表情筋が変わるのだと思います)
そんな場面を見ながら、Youkiの留学先としてBostonを選んだ当時を思い出しておりました。
いつから、どこへ留学させるか??
Kikkoのうん十年も前の自分の経験からいくつかの条件がありました。
1. 留学するなら、大学生からでは遅すぎる。聞き取る耳が少しでも若い方がいい。
2. 交換留学の一年では短すぎる。やっと慣れたころに帰ることになる。
3. 日本人が少ない所であること。ついつい日本人同士でかたまり、日本語をしゃべってしまう。
4. そして、一番大事なこと「都会シック」にならない環境。
よく安全な場所が一番のように言われていますが、安全な場所であっても、事件は起こるもの。つまり田舎でも事件は起こる。
それよりも、自分の行きたいところへは他人に頼ることなく自分の足で行けること。
(歩いて1分以内にコンビニがあり、買いたいものがいつでも自由に買いに行ける高校生にとっては、他人の車に頼らざる得ない生活はかなりきついです)
美術館やコンサートホールなど文化の香りがするところに一人で出かけられること。そんな場所で暮らせば「ホームシック」は
なんとか克服できるだろうというのがKikkoの持論です。
(車社会のアメリカにおいて、実はこれをクリアすることはなかり難しいんです。)

Youkiの高校1年生の夏休みに下見として初めてBostonに二人で行きました。
もちろん基本の基本、自分の英語力である程度の行動がとれるかどうか?親としてそのあたりを観察する旅行でもありました。

BU橋より3.JPG

BUメイン歩道2.JPG

とにかく二人とも空港に降り立った時からBostonが気に入ってしまいました。
チャールズリバーの対岸沿いにハーバード大学やマサチューセッツ工科大学が見え
さらに大きな河にはヨットが何艘も優雅にゆったり浮かんでいる景色を見たときは二人とももう小躍り状態!!!
「辛い時があってもこの景色を見ながらなら、なんとか乗り越えられるよね」っていうことでBostonを1年後の留学先として決めました。
Youkiは先週号を書きながらこう言っておりました。
「脳がジュレ状態で行ったことがよかったよね」と。
「脳をジュレ」と表現するあたりが高校生から留学させた親としての収穫かな
(もうちょっと大きな収穫も欲しいかも……)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。