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「上手」って「誉め言葉」?? [アートレクチャー]

「上手」って「誉め言葉」??

PROJECT KではKikkoとYoukiがお互いの力不足を補いながら
いろんなコトを企画・運営しています。まさしく二人三脚のPROJECT Kです。
例えばアートレクチャーでは
連想美術館を連載しているYouki がレクチャーを担当し
安心弁当をプロデュースしているKikkoが
レクチャー後のランチを作りサービスするという具合に。

このブログでも時々紹介させていただいている
紅茶塾DAGU主催の村井先生の生徒さんAkikoさんが
先日、アートレクチャーを初めて受けて下さいました。
その時のYoukiとAkikoさんの会話から

[Youki  ] :絵を見に行く時は一人で行く派ですか?それともお友達と行く派ですか?
[Akikoさん]:招待券などをいただいた時はお友達を誘いますが、どうしても見たい絵は一人で行く                ことにしています。
[Youki ]:どうしてですか?
[Akikoさん]:ちょっと苦い経験があるんです。友人と有名な絵を見に行った時の彼女の       「上手だね!」っていう感想に「えぇ??小学生の展覧会じゃぁあるまいし…」と
絶句状態 になり返事に困ったんです。

言われてみれば、誉め言葉だと思っていた「上手」っていう言葉は
上から目線の言葉で必ずしも誉め言葉にならないかも
例えば、幼稚園児や小学生なら「上手だね」って先生に言われ喜ぶかもしれないけれども
それ以上の歳になるとどうかな??
また、ピカソのような個性的な絵には決して「上手」という言葉を使わず
写真のように描かれた絵を見て思わず「上手」と云うのかもしれません。

美術の教科書にも載っているような作品を目の当たりにした時
感想を述べるのは確かに気を使いますよね。なにか自分を試されているような… 
そこで手短な言葉「上手」をAkikoさんのお友達は安易に使ってしまったんでしょうね.


これって美味しい物を食べたり、美味しいお酒を飲んだりする時も同じですよね。
ただ「美味しいです」ではなく、その料理を作ってくれたシェフや大将そしてマスターにまずは一言「ぅわー美味しーい!!」(この時のイントネーションがとても大事!!)
そして「香りが口の中でふわーっと広がりますね」とか
「濃厚なのに口にまとわりつかない絶妙なバランスのとれた味ですよね」とか
より具体的に美味しさを伝えられたらいいですよね。
kkoはこんな表現をしながら何気に作り方のヒントを聞き出します。

何気ない会話の中から、「上手」という言葉の深さを気付かせてくれた
感性豊かなAkikoさんが、PROJECT Kのアートレクチャーに興味をもって頂けたことを
大変嬉しく思いました。


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